エアコン

家庭用のエアコン（エア・コンディショナー）には壁掛式・埋込型（天井・壁ビルトイン）・床置き型・窓用などがあり、店舗・事務所や分譲マンション・一戸建てなどでは天井埋込型も多いですが、賃貸マンション・アパートなどでは壁掛式のエアコンが主流です。

住宅では、お部屋の広さを目安にそれに見合う能力のエアコンを設置しますが、６畳＝2.2ｋｗ　８畳＝2.5ｋｗ　１０畳＝2.8ｋｗ　１２畳＝3.6ｋｗのようになっており、お部屋を借りる時に十分な能力のエアコンが設置してあるかどうか気になるときは、エアコンの室内機に表示してある品番をみてみましょう。

例えばＡＢＣ−Ｄ２５Ｅというような品番があったとすると、数字の「２５」の部分が2.5ｋｗの8畳用であることを示しており、この数字が「２２」であれば2.2ｋｗの６畳用という具合です。もし数字の部分が「２２８」のように３ケタある時は最初の２桁をみます。

ほとんどの場合この方法で能力がわかると思いますが、確実に知りたいときにはメーカーと品番を控えておきインターネットで調べてみるか、メーカーに問い合わせてみましょう。

ただ、いくら十分な能力のエアコンだったとしても、室内機のフィルターがホコリだらけで目詰まりしていては効きが悪くなりますので、定期的（できれば1〜2週間に１度）にフィルターのお掃除をしましょう。室外機の吹き出し口が塞がれるとやはり効きが悪くなりますので、近くに物を置かないようにします。

また、バルコニーが近くにないお部屋などの場合には、室外機を置く場所がなく窓用のエアコンしか設置できないこともありますので注意が必要です。